2013/10/24 【dbookPRO 手取り足取り】 第01回 スキャンした画像をdbookPROに読み込む

「dbookPRO 手取り足取り」の第01回は、印刷物のスキャン方法からdbookPROへの読み込みまでの操作方法をご紹介します。

まずは、印刷物のスキャンです。

スキャンした画像なら何でも読み込めるのが、dbookPROのメリット。

教科書は勿論のこと、先生が作成したワークシートなどの電子化にも活用できます。

今回は、業務用複合機のスキャン機能を活用します。勿論、撮影機能がある機材であれば、

どのようなものでも構いません。

実物投影機やデジタルカメラ、タブレットPCやスマートフォンで資料を画像化することもできます。



まずは、複合機のフタの部分(原稿カバー)を開けて、ガラス面になっている原稿台の上に、画像化したい印刷物を載せます。

まずは、複合機のフタの部分(原稿カバー)を開けて、ガラス面になっている原稿台の上に、画像化したい印刷物を載せます。

資料の準備ができたら、操作パネルでスキャンの設定を行います。弊社で使用している複合機の場合は、「ホーム」というボタンがあります。

ホーム画面では、コピーやファックス、スキャナーなどのアイコンが並んでいて、用途を選択できます。

ここでは勿論、スキャナーを選択します。



ファイル形式の選択

まず、スキャン画像をネットワークのどのフォルダに保存するかを決定します。

学校やセンターによって保存先が予め決まっていると思いますので、ご確認ください。

次に、「ファイル形式」を選択します。dbookPROは、jpegファイルを読み込むことができるので、このコマンドでスキャン画像の出力形式を合わせます。

機能は「シングルページ」、ファイル形式は「JPEG」を選択します。ファイル名は、何も選択しないとデフォルトで日付と連番が入力されます。



フルカラー:文字・写真を選択

続いて、「読み取り条件」を入力します。「読み取り条件」とは、これからスキャンする印刷物の原稿種類や読み取りサイズを設定するコマンドです。

カラーページであったり、写真が使用されている印刷物をスキャンする場合は、このコマンドで条件を合わせます。

今回は、「原稿種類」を「フルカラー:文字・写真」、「読み取りサイズ」を「B5」に設定しました。

「解像度」は、デフォルトで「200dpi」になっているので変更はしません。因みに、dbookPROに取り込む画像の解像度の推奨値は「150~300dpi」となっております。

これで、スキャナーの設定は完了です。設定内容は、

(1)「画像の保存先フォルダの指定」、(2)「ファイル形式はシングルページのJPEG」、(3)「読み取り条件はフルカラー」の3つです。



スキャニングを開始

ここまで入力すれば、後は印刷物をスキャンするだけです。

見開きでそのままスキャンすることもできますが、片ページずつスキャンすると、dbookPROに読み込んだときの仕上がりが変わります(後述)。

さて、スキャニングを開始しましたが、あることが気になってきました。



ページののどの部分が気になります

冊子タイプの印刷物をスキャニングすると、どうしてもページののどの部分が気になります。印刷物を底から見ると、谷間になって浮いています。

押さえつけてスキャンすれば、かなり見栄えは良くなりますが、もっと綺麗にスキャンするにはどうしたらよいのでしょうか。

それに、ページ数が多くて作業が大変です。

そんな時は思い切って、



裁断機で冊子を切ってしまうのもひとつの手です

裁断機で冊子を切ってしまうのもひとつの手です。

糊が利いているので、少し余裕をもたせて背の部分を切断します。



冊子を切断したようす

冊子を切断したようすです。

背の切断は成功しましたが、ページの切り口がほつれてしまったので、もう一度裁断機の刃を落としました。

この一手間で、仕上がりがぐっと変わります。

さあ、これで全てのページが独立した状態になりました。



先ほど裁断した冊子のページを、原稿読み込みトレーに入れます

先程裁断した冊子のページを、原稿読み込みトレーに入れます。

これで、一気にスキャニングすることができます。

裁断機を使う目安は、50ページページ以上の冊子です。

勿論、裁断機を使ってもいいと判断した冊子に限られますが、見栄えや作業効率からいっても、思い切って裁断する方法がお薦めです。



「原稿送り」で「原稿面」を「両面原稿」にします

なお、原稿読み込みトレーを使用する場合は、追加でスキャナーの設定が必要になります。

まず、「原稿送り」で「原稿面」を「両面原稿」にします。今回使用したものは「左右びらき」、最終ページも「両面」なので、それぞれ設定します。

原稿読み込みトレーを使うための設定は以上です。

スキャンを実行すると、勢いよく冊子のページが読み込まれます。

スキャンはここまでです。画像が保存されているフォルダを確認してみましょう。



読み込みは、ファイルの形をしたアイコン「開く」から行います。

早速、dbookPROを開きましょう。

この真っ白な画面がdbookPROの作業スペースになります。スキャニングした画像を読み込んでみましょう。

読み込みは、ファイルの形をしたアイコン「開く」から行います。

dbookPROは、アイコンにカーソルを当てると、機能の名称や内容がポップアップで表示されるので、迷ったらカーソルを当ててみてください。

では、「開く」をクリックしてください。



「ファイルを開く」というウインドウが出てきます。

「ファイルを開く」というウインドウが出てきます。

ここで、先程スキャンした画像を選択します。

ページが複数ある場合でも心配はいりません。dbookPROは、連番になっているファイルを一度に読み込む機能があります。

ここでの操作は、最初の画像を選択して、「開く」を実行します。



「連番のファイルで複数ページを作成/1ページだけ作成」と表示されます。

画像を選択すると、「連番のファイルで複数ページを作成/1ページだけ作成」と表示されます。

今回は複数ページですので、前者を選択します。



ページのレイアウトを決定します。

次の画面では、ページのレイアウトを決定します。レイアウトの変更結果は、画面下にプレビューが表示されますので、内容を確認しながら進んでください。

まずは、冊子タイプの画像を読み込んだ場合です。

左上の「配置方法」で、「各ページ2画像(左→右の順)」にチェックを入れます。

国語の教科書画像を読み込む場合は、「各ページ2画像(右→左の順)」にチェックを入れましょう。プリントの画像の場合は、変更の必要はありません。

また、冊子タイプで表紙画像もある場合は、「先頭ページのみ中央に配置する」にチェックを入れるのを忘れないでください。

これで、レイアウトの設定は終了です。「OK」をクリックしましょう。

なお、印刷物をスキャンしたときに、画像が横倒しになる場合があります。そんな時は、右上の「画像の回転」で、正しい角度に変更して下さい。これらの設定は、読み込むすべてのページに反映されます。



読み込んだページ画像が表示されました。

読み込んだページ画像が表示されました。

dbookPROには、拡大機能や板書機能、算数ツールなどの提示に必要な機能が揃っています。

印刷物を画像化する手間はかかりますが、教科や学年にかかわらず、あらゆる授業のシーンで活用できることが、dbookPROの最大のメリットです。

授業の提示に使うプレゼンテーションソフトや、学習プリントを作成する文書編集ソフトはたくさんありますが、dbookPROは両者の機能を兼ね備えています。

dbookPROを使いこなせば、最小限の準備で最大限の活動ができます。

具体的な提示方法は、このコラムで順を追ってご紹介していきます。

さて、スキャンしたページ画像がちゃんと読み込まれているか、確認しておきましょう。

左上に黒い三角形のアイコンがあります。この目次アイコンをクリックすると、全てのページがサムネイルで表示されます。



スキャンしたページ画像がちゃんと読み込まれているか、確認しておきましょう。

各ページのサムネイルが表示されました。

ページをクリックすると、そのページにジャンプします。

ページ送りボタンでもページをめくることができます。



フロッピーのかたちをしたアイコンが「保存ボタン」です。

作成したデータはしっかり保存しておきましょう。

フロッピーの形をしたアイコンが「保存ボタン」です。

「as」のついている方が、「名前をつけて保存」ボタンです。

今回読み込んだ「dbookPRO デジタル教科書操作入門」は、本コラムの下段から閲覧することが可能です。

dbookPROの性能や基本的な操作方法が解説されたマニュアルです。

実際に操作することもできるので、dbookPROをぜひとも楽しんでください!



今回のサンプルはこちら

(GI web)

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