2013/11/21 【dbookPRO 手取り足取り】 第05回 多角形ツールを活用したさまざまな図形の作り方

図形作成と切り抜き

今回のテーマは、図形を扱うワークシートの作り方についてです。

前々回は、主にオブジェクトの反転や回転を活かした教材作成の例をあげました。

dbookPROで作成できる教材化の例は枚挙に暇がないのですが、今回は図形ツールについて扱います。

その図形ツールの中でも、とりわけ応用の利くのが多角形ツール。

前々回も、この多角形ツールを使って平行四辺形を作成してみましたが、算数や数学の図形を扱う授業でとても使い勝手の良いツールです。


算数ツールの方眼紙や「吸着率」のアップと組み合わせると、さらに利便性が増します。

では、早速紙面ページを方眼紙に変えてみましょう。

算数ツールは、授業モードで使えるので、「授業モード」に移ってください。



方眼紙ページ
方眼紙ページ

ページを方眼紙に変えました。

さらにここで、吸着率を30に変えておきます。

これで下準備は整いました。



ものさし
ものさし

追加として図形を扱うので、ものさしツールを出しておきましょう。

方眼紙のマス目とものさしの目盛りは一致しています。



平行四辺形を描いた様子
平行四辺形を描いた様子

多角形ツールで平行四辺形を描きます。

使い方は、頂点にしたい位置でクリックを押すだけ。

最後の頂点を描いたら、ダブルクリックします。

そうすると、最後の1辺の線を結んでくれます。

また、吸着率を30にすると、大体の位置でクリックするだけでマス目の角に合わせてくれます。



範囲指定した様子
範囲指定した様子

さて、この平行四辺形を使って、図形を動かしてみましょう。

平行四辺形を長方形に変えます。

操作は、平行四辺形から、直角三角形にあたる部分を範囲指定します。吸着率を30にしているので、自然に範囲指定もマス目に沿って行われます。

写真では、灰色になっている部分です。

すると、四隅にアイコンができるので、右上をドラッグしてみましょう。



切り離した様子
切り離した様子

そのままドラッグすると、直角三角形の部分が切り離されます。

裏地には、自動的に付箋が貼られます。

この付箋をめくると、元の画像が表れます。



長方形にした様子
長方形にした様子

切り抜いた直角三角形を右側にスライドさせてみました。

このように、先生が電子黒板で図形を作成しながら画像を展開させると、面積の求め方の公式等も、とても分かりやすくなります。



公式などを追加した様子
公式などを追加した様子

ついでに、公式を追加してみました。

ものさしは、必要に応じていくつでも出せるので、授業の中で長さを測る作業をする場合は、図形にものさしをあてるだけでも目的意識を促す効果が期待できます。

今回使った部分だけ切り取る機能は、様々な場面で応用ができます。

例えば、教科書の紙面データの部分を切り抜いてドラッグすることによって、ちょっとしたアニメーション効果をつけることもできます。

実際に使われた事例としては、1年生の算数「10までのかず」の授業等が挙げられます。紙面上のキャンディーを動かして見せるだけで、かずを数える作業がとても楽しくなります。



多角形ツールの応用
多角形ツールの応用

こちらは、多角形ツールで、はじめから切り離された状態で作成したものです。

図形ツールで直角三角形と残りの四角形を描きます。



児童生徒に操作させたい場合
児童生徒に操作させたい場合

こうして図形をドラッグするだけなら、電子黒板上で児童生徒に操作させたい、というお声もあるはずです。

dbookPROには、児童生徒に操作させるための設定がいくつかあります。

こちらは、オブジェクトを拡大して見た場合です。

dbookPROは、オブジェクトの四隅のバウンディングボックスでサイズ変更や反転・回転操作ができる反面、児童生徒に操作させたら誤操作を起こしそうだ、という心配もおありかと思います。

そうした場合には、操作制限の設定をしましょう。



児童生徒に操作させたい場合2
児童生徒に操作させたい場合2

「変形の禁止」を選択すると、サイズ変更や反転・回転のアイコンが消えます。

これで、操作できるのは、削除・コピー・オブジェクトの移動だけになりました。



児童生徒に操作させたい場合3
児童生徒に操作させたい場合3

これだと、万一のときに削除してしまわないとも限らないな、という意見もおありかと思います。

勿論、一つ操作を戻す「元に戻す」(undo)機能もあるのですが、あらかじめ対処しておきたい場合は「編集モード」に戻って設定をします。

「編集モード」でオブジェクトを選択し、「設定」ボタンを押します。

すると、設定パネルが表示されるので、「操作制限」という項目を選択しましょう。

操作制限で、バウンディングボックスの中で使わない機能をクリックすると「授業モード」で操作できなくなります。

今回は、あらかじめ「変形の禁止」を押しているので、削除とコピー(、移動)しかありません。

それらをクリックします。



児童生徒に操作させたい場合4
児童生徒に操作させたい場合4

クリックすると、ピンク色に変わります。

ここで選択したものは、「授業モード」では操作できません(「編集モードでは操作できます」)。



面積の公式
面積の公式

面積を求める公式を入力します。



ふせんをはる様子
ふせんをはる様子

公式をふせんで隠しましょう。

ふせんもまた、様々な応用が利くツールです。

答えを隠したり、ふせんの上にヒントを書いたりする場面で活用しましょう。



色を変える様子
色を変える様子

ふせんは、デフォルトでは肌色になっています。

色を変更したい場合は、「設定」ボタンから行います。

「設定パネル」の「背景を塗る 塗りの色」でお好きな色を選んでください。ここでは、青色に変更します。


今回は、図形を使ったさまざまな教材化のサンプルをご紹介しております。ページの一番下にリンクがあります。授業のお供に、是非dbookPROをご利用ください。

「吸着率」を30にしてからサンプルを操作すると、とても使いやすくなります。



色を変える様子
色を変える様子

ふせんは、デフォルトでは肌色になっています。

色を変更したい場合は、「設定」ボタンから行います。

「設定パネル」の「背景を塗る 塗りの色」でお好きな色を選んでください。ここでは、青色に変更します。


今回は、図形を使ったさまざまな教材化のサンプルをご紹介しております。授業のお供に、是非dbookPROをご利用ください。ページの一番最後にもリンクがあります

「吸着率」を30にしてからサンプルを操作すると、とても使いやすくなります。



1ページ目
1ページ目

今回作成例をご紹介した、平行四辺形の問題です。

直角三角形を動かしたり、ふせんをめくったりできます。直角三角形は、あらかじめ操作制限をかけているので、移動しか操作ができません。

ものさしは、角度を調節してご使用してください。



2ページ目
2ページ目

2ページ目は、相似の問題です。

下の三角形が回転できます。

三角形はあらかじめ操作制限しているので、回転しか操作ができません。



三角形を回転した様子
三角形を回転した様子

三角形を180度回転させました。



三角形を複製した様子
三角形を複製した様子

三角形を複製させました。複製ボタンは、本来はバウンディングボックスの左下にありますが、回転したので右上にあります。

真ん中の分は、複製させた上で180度回転させてはめ込みます。



3ページ目
3ページ目

3ページ目は三平方の定理の問題です。

パズルのように、図形を動かすことができます。



4ページ目
4ページ目

4ページ目も三平方の定理の問題です。

こちらは、アクションとしてはふせんしかありません。


dbookPROの多角形ツールは、算数や数学の図形問題の作成を強力にバックアップします。

以下のサンプルからも多角形ツールを操作できます。

操作方法は、算数ツールから「方眼紙」を選択し、「吸着率」を30に設定した上でご利用下さい。

自作データを保存して、授業でも使ってみたい時は、フリーでご利用できる試用版をインストールした上で操作してください。

dbookPROの試用版は、こちらからダウンロードできます。

試用版はこちらから



今回のサンプルはこちら

(GI web)

コラム一覧にもどる