2013/12/19 【dbookPRO 手取り足取り】 第09回 図形の移動・回転・反転を活用した教材の作り方

図形の移動

図形の反転

図形の回転

今回dbookPROで作成するのは、中学校1年の数学で活用できる「図形の移動」の教材です。

dbookPROのバウンディングボックスにある各種の機能を使って、図形の移動を演出します。

dbookPROは、様々な図形を作図できるだけはなく、作図の過程をアニメーション効果を用いて表現します。

また、今回は、作成した教材が複数ページになった場合の目次の作り方を併せてご紹介します。

dbookPROの「ページ内リンク」を用いれば、毎回のページ移動がとてもスムーズにできます。


まずは、図形の移動による教材を作成しましょう。

「授業モード」に切り替えて、算数ツールから「方眼紙」を選択しましょう。



ページを方眼紙にした様子
ページを方眼紙にした様子

ページを方眼紙にしたら、再び「編集モード」に切り替えます。

dbookPROで作図を行う場合は、「吸着率」を30にすると、作業がしやすくなります。大雑把にオブジェクトを動かしても、図形の頂点が方眼紙の升目に吸いつきます。



多角形ツールで作図する様子
多角形ツールで作図する様子

dbookPROは、図形を平行移動させたり、任意の中心点として回転させたり、ある軸において対称移動させたりする操作を、バウンディングボックス上で再現できます。

制限をかけてある特定の操作しかできないように設定すれば、電子黒板を使って児童生徒に操作させることもできます。


多角形ツールを選択して三角形を描きましょう。

多角形ツールは、クリックしたポイントが頂点になる便利な図形ツールの一つです。クリックするたびに頂点ができるので、図形を作成することができます。

図形を描き終えたら、ダブルクリックしてください。



設定パネルを開いた様子
設定パネルを開いた様子

作図できたら、バウンディングボックスの角に表示される「設定」ボタンをクリックしてください。

設定パネルの中の「操作制限」という項目を選びましょう。



操作を制限する様子
操作を制限する様子

まずは、バウンディングボックスの内容を確認しましょう。

こうして図示してみると、機能が多すぎて分かりにくい印象を受けるかもしれません。

バウンディングボックスの各種ボタンは、形によっても見分けることができます。サイズ変更が□(四角)、反転が○(丸)、複製が○○(丸二つ)という風に、デザインが違います。

操作に慣れると、作図する上でこのバウンディングボックスはなくてはならない機能になるはずです。


「操作制限」は、バウンディングボックスのクリックした所が操作できなくなる機能です。この操作制限は、「授業モード」でしか適用されません。

使わない機能をここでクリックしましょう。

クリックした点が赤く変わります。ここでは、図形の「平行移動」のために、「移動」だけ残して全てクリックします。



対称移動の作図1
対称移動の作図1

次は、「対称移動」の作図方法です。

対称移動の場合は、原点を軸上に移動させます。

複製ボタンをクリックすると、同じオブジェクトが2つ重なった状態になります。

重なった図形の上の方を、反転させてみましょう。横方法に反転させると、軸を中心において図形が回転します。

授業では反転ができればいいので、「操作制限」で「反転(横方向)以外の全てにチェックを入れましょう。



対称移動の作図2
対称移動の作図2

反転させると、図形ほ反転アニメーションが始まります。上の写真は、反転中の様子です。

軸にする線と原点は、より細かい設定もできるので、是非試してみてください。



回転移動の作図1
回転移動の作図1

回転移動の場合も、原点の位置を移動させます。この点が回転の中心になります。

対称移動の時と同様、複製をクリックします。

バウンディングボックスの上にある「回転」をドラッグしながら回すと、図形が回転します。



回転移動の作図2
回転移動の作図2

こちらは回転させた写真です。算数ツールを併用すれば、図形同士の角度や長さの確認を行うことができます。



図形の移動の問題
図形の移動の問題
今回のサンプルでは、図形の移動に関する3タイプの問題を1ページにまとめました。

それぞれ「操作制限」がかけられているため、平行移動の図形は移動、対称移動の図形は反転(横方向)、回転移動の図形は回転しかできないようになっています。

フセンをめくると、それぞれの移動の名称が出てきます。

ここで基本的な移動のタイプを確認して、次のページに進むと応用問題に移行する構成になっています。



目次の作成
目次の作成

今回は、ページ構成がわかるように、最初のページに目次を作成しました。

ここに、目次の項目からそれぞれの該当ページに行けるようリンクを貼ってみましょう。



ページ内リンクの作成
ページ内リンクの作成

特定ページに移動するためには、「編集モード」のリンク機能を使いましょう。

リンクボタンをクリックして、範囲を指定します。

すると、設定パネルが表示されるので、「ページへのリンク」をクリックしましょう。

リンクさせたいページ数を半角で入力してエンターキーを押せば、設定は完了です。

確認するときは、「授業モード」で試してみてください。



今回のサンプルはこちら

(GI web)

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