2014/01/09 【dbookPRO 手取り足取り】 第11回 他のアプリケーションで編集した教材をdbookPROに移行させる方法

これまでのコラムでは、dbookPROによる教材の作成方法をメインにご紹介してきました。

後半は、dbookPROをより幅広く使っていただくために知っておくと便利な活用法を中心にご紹介していきたいと思います。


今回のコラムでは、他のアプリケーションで作成した教材をdbookPROに移行させる方法について取り上げます。

dbookPROは、通常の読み込み方法では、画像ファイル(png,jpg,gif)しかページデータとして貼付することができません。

そのため、これまで先生がお作りになった教材をdbookPROに移行させるときに、とても手間がかかってしまいます。


じつは、dbookPROには上記以外のファイル形式にもページデータとして読み込む方法が存在します。

本コラムでは、学校でよく使用される教材作成アプリケーションとして、microsoft社のword、excel、powerpointなどの編集ソフト、ジャストシステム社の一太郎に絞ってご紹介していきます。



wordの編集ファイルを開いた様子
wordの編集ファイルを開いた様子

まずは、microsoft社のwordで作成した教材の場合です。

wordで作成したファイルを保存する際に、通常の保存ではなく、xpsというファイル形式で保存します。

xpsとは、microsoft社が提供している電子文書のフォーマットです。

この「XML Paper Specification (XPS)」という形式で保存を行うと、wordの編集ファイルをdbookPROに読み込むことができるようになります。

保存の形式を変えるだけでよいので、操作も簡単に行うことができます。

なお、このxpsという保存形式は、wordだけではなくpowerpointやexcelなどのmicrosoft社の他の編集ソフトにおいても利用することができます。

但し、xpsによる保存は、office2010以降でなければできません(office2007も、専用のアドインをインストールすれば利用可能です)。



xpsで保存する様子1
xpsで保存する様子1

「ファイル」から、「名前を付けて保存」の右側の矢印をクリックします。

さらに右側にスライダーが表示されるので、「PDFまたはXPS」を選択してください。



xpsで保存する様子2
xpsで保存する様子2

「ファイルの種類」で、XPS文書を選択しましょう。

後は、「発行」をクリックするだけです。


これで、xpsファイルが生成されました。



xpsファイルを添付する様子
xpsファイルを添付する様子

xpsファイルをページデータとしてdbookPROに読み込む場合は、通常の「開く」ボタンからではなく、直接ドラッグ&ドロップで貼り付けましょう。



新規ブックの背景に読み込む
新規ブックの背景に読み込む

ファイルの添付形式は、新規ブックの背景に読み込む」を選択してください。



ページ構成を選択する様子
ページ構成を選択する様子

後は、通常通りページ構成を選択して「OK」ボタンを押すだけです。



dbookPROに読み込んだ様子
dbookPROに読み込んだ様子

このように、通常のページ画像を読み込む場合と同じ様にdbookPROに貼付することができます。

なお、xpsファイルはdbookPROにドラッグ&ドロップした時点で、「jpg」ファイルに変換されて保存されています。

この方法が、最も簡単な操作方法なので、microsoft社で編集した教材をdbookPROに読み込みたい場合は是非試してみてください。



直接powerpointのファイルを読み込んだら1
直接powerpointのファイルを読み込んだら1

ここで、補足情報。

直接officeのファイルをドラッグ&ドロップしたらどうなるでしょうか? ここでは、powerpointで作成したファイルをdbookPROに読み込んでみましょう。



直接powerpointのファイルを読み込んだら2
直接powerpointのファイルを読み込んだら2

貼付の形式は「コピーを貼り付け」を選択します。

これで、リンクとして貼り付けることができました。



授業モードでリンクを起動
授業モードでリンクを起動

早速「授業モード」に移って、リンクを起動させてみましょう。

表示されているファイル名をクリックすると、……。



powerpointのスライドショー
powerpointのスライドショー

直接powerpointのスライドショーが開始されます。

powerpoint側で操作する必要はないので、とてもスムーズに起動します。

元に戻したい時は、「Esc」キーを押しましょう。

dbookPROの最前の画面に戻ります。


このように、プレゼンテーションするだけなら、リンクとして貼り付けるだけでも使えます。dbookPROのペンツールや拡大機能とあわせて使いたい時は、「xps」ファイルへの変換をお試しください。



一太郎のファイルを開いた様子
一太郎のファイルを開いた様子

今度は、一太郎で作成したファイルの場合です。

一太郎の場合も、保存形式で変更します。



画像に変換して保存1
画像に変換して保存1

「ファイル」から、「他形式の保存/開く(H)」を選択します。

右側にスライダーが表示されるので、「画像に変換して保存(G)」を選択しましょう。



画像に変換して保存2
画像に変換して保存2

「画像に変換して保存」すると、指定した場所にフォルダが作成されます。

フォルダの中には、ページごとにそれぞれjpgファイルとhtmファイルが生成されています。



画像に変換して保存3
画像に変換して保存3

「画像に変換して保存」すると、指定した場所にフォルダが作成されます。

フォルダの中には、ページごとにそれぞれjpgファイルとhtmファイルが生成されています。

ファイル名が同じなので、このままdbookPROのページとして読み込もうとすると、両方のファイルが読み込まれてしまいます。

したがって、使わないhtmファイルはあらかじめ削除するか別のフォルダに移動しましょう。



一太郎の画像データをdbookPROに読み込む
一太郎の画像データをdbookPROに読み込む

後は、通常通りdbookPROに読み込めばいいだけです。

「開く」からファイルを選択しましょう。



ページ構成を選択する
ページ構成を選択する

こちらも、ページ構成を選択します。



dbookPROに読み込んだ様子
dbookPROに読み込んだ様子

このように、他の編集ソフトで作成した教材でも、簡単にdbookPROに読み込むことができます。



(GI web)

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