2014/01/23 【dbookPRO 手取り足取り】 第14回 dbookPROで作成した教材を公開する場合

dbookPROには、作成した教材をhtmlファイルに書き出しする機能があります。

書き出ししたファイルには、2つの長所があります。

まず第一に、書き出ししたファイルはブラウザで表示されるので、dbookPROをインストールしていないPCでも表示することができます。

第二に、書き出ししたファイルはHP等で公開することもできます。


このように、デジタル教材はその汎用性から他者との共有が簡便である一方、気をつけなければいけないこともあります。

それは、著作権です。

dbookPROでは、紙面をスキャナーなどを使って画像データとして複製して利用するために、取り扱う資料の著作権には、十分に配慮をする必要があります。


dbookPROの便利な機能をより活用していただくために、今回のコラムでは、次回と2回に分けて、dbookPROで作成した教材を公開のする際の注意事項とアップロードの仕方を取り上げます。



教室でdbookPROのファイルを共有する場合
教室でdbookPROのファイルを共有する場合

写真の青いフォルダが「自作の教材/学校便りなど」、赤いフォルダが「教科書をスキャンした教材」を表しています。


では、まず教室の場合です。

著作権法では、授業での活用に限り、著作物の複製を認めています。

電子黒板で教科書等の著作物を投影、拡大表示したりすることができます。また、児童生徒の操作する端末での操作も認められています。

このように、「授業での活用に限り」、著作物の使用上の特例措置が認められているのです。

勿論、dbookRPOなら教科書をスキャンした素材に、先生の自作のワークシートを組み込んだりすることも可能です。


公開授業や児童生徒の発表資料を公開するような例外的な場合は、授業を行う先生も著作権の取り扱いに配慮されることもあるかと思いますが、普段の授業で利用される分には問題ありません。



学内でdbookPROのファイルを共有する場合
学内でdbookPROのファイルを共有する場合

続いて、学内の場合です。

2種類の場合を想定してみましょう。

一つ目は、先生がご自身で作成された教材や学校便り等の配布物を共有する場合です。このように、著作権が先生ご本人、あるいは学校に帰属する資料の場合は、共有フォルダ等を使って他の先生にお渡しすることが可能です。

二つ目は、スキャンした教科書の画像データを素材にした教材の場合です。このような資料は、教科書の著作権が教科書会社様にあるため、先生同士で共有することが禁止されています。


勿論、著作権のない資料や教育委員会で作成している教材(「わたしたちのまち ○○」等の地域教材等)に関しては、先生同士で共有することができます。



dbookPROの更新
dbookPROの更新

最後に、HPの場合です。

HPの場合も、学内における基準と変わりません。

先生がご自身で作成された教材は、HPで一般公開することが可能です。

但し、スキャンした教科書の画像データを素材にした教材は、HPで共有することが禁止されています。



著作権第三十五条
著作権第三十五条

ここまでご紹介したことは、著作権の第三十五条で述べられています。

法規を守って、dbookPROをご利用していただけるとありがたいです。



(GI web)

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